こんにちは。QX(Quantum Transformation)プロジェクトの寺部です(^^)
本日はお知らせがあります。
先日東北大学大学院の大関研究室との共同研究を発表いたしましたが、東北大学大学院情報科学研究科 量子コンピューティング共同研究講座に参画しておりますことをご報告致します。
また、それに伴い、4月1日よりQXプロジェクトの寺部と蓮村が客員准教授を務めさせていただくことになりました。(エイプリルフールのネタではありません!)
また新しい立場としてもよろしくお願いします。
それではまず、共同研究講座についてご紹介します。
量子アニーリング分野の第一人者である東北大学大学院の大関教授を中心として、デンソー、京セラ、京セラコミュニケーションシステム、シグマアイというこの分野のトップランナー企業たちに加え、住友商事および住友商事グループのIT企業であるSCSKが加わりました。
各社は大関研究室との共同研究の他、共同勉強会での自己研鑽や対外イベントなどの共同開催、東北大学での講義による人材育成といった取り組みにより、自身の技術を高めるだけではなく、業界そのものを育てるという視点で取り組んでおります。
その中で住友商事は、当社の宇宙から地中までに至る広範な事業フィールドを活かし、量子アニーリング技術の社会実装を目指します。
具体的には量子アニーリング技術の有望分野である交通制御技術と、実現した時の大きなインパクトが期待される量子AIの分野から取り組みを既に始めています。
交通制御技術については陸海空の交通事業を持った我々ならではの広い応用先があります。量子AIについても、DX銘柄2020である当社は既に様々な事業にAIを取り入れておりますので、いずれ量子AIに置き換わっていく日もやって来るでしょう。
これらの技術実証は東北大学やSCSKの他、社内外の仲間たちと既に進めております。
これからどんどん情報を発信して行きます。
また、せっかく様々な、熱量の高い企業が集まる共同研究講座ですので、参画企業含めたコラボレーションにも繋げていけたらと思います。こんな事業同士を組み合わせたら面白いんじゃないか?活かしどころの難しかったあの技術、当社のこの事業にならはまりそう、などどんどん着想していけたら面白そうです。
東北大学での講義につきましては、決して真っ直ぐではないキャリアを持った私と蓮村ならではの、熱量高いものを実施しながら、学生さんたちと共に成長していければと考えております。
このような、まさに産学連携で大きな渦を作っていく取り組み。今このブログをご覧のみなさんも、できるところからご一緒に始めてみませんか?
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